納棺の手引き!業務用公開!

納棺の手順例


・神教―足袋のみ履かせ後は掛けます。
・キリスト教―旅支度は、無いため私服等を掛けます。
・仏教―簡単に申しますと、密教と即身成仏がございます。密教は、生前からの思い入れがあると成仏が出来ないと言う考え方から三途の川を渡った後も(こちらの世界を此岸・あの世の世界を彼岸・間に三途の川←お彼岸
はあの世から故人を招く事からも付けられています)さまざまないばらの道を無事渡りきれるように旅支度を着せてあげるとなります。それに対し即身成仏は、経を唱える事によりや亡くなったら即、成仏しますと言う考え方になります。そのような事から一般的に密教にあたる真言宗・天台宗・浄土宗には旅支度が必要となります。
基本的には、上記のようになりますが御家族の気持ちを尊重する事にして下さい。


実例)


曹洞宗・創価学会友人葬・キリスト教にて、御家族へお話したのち親戚が無いと変だからと言う希望で旅支度を
したことも多数ございます。反対に天台宗・真言宗・浄土宗で行わなかったケースも多数ございます。
では、納棺(入棺←にっかん)を最も行う事が多い仏式にて手順致します。字のごとく棺に納める、入れるのが
目的ですが条件等で旅支度を掛けるだけの時も多々あります。御自宅に故人様がお休み頂いて、枕元には枕飾り
が有る御自宅へ納棺にお伺いした場合の手順実例を紹介致します。


1、納棺。


・故人様の所へ


2、皆様御揃いでしょうか?

御線香にての御供養は皆様お済ですか?納棺の前に御準備致します。


・ロウソク消し枕飾りを邪魔にならない所へ移動。
・布団をめくる。
・シーツを広げる。
・ドライアイスを外す。
・霜や湿気が御顔等にあれば、タオルを借りて軽く拭く
・アルコール脱脂綿を立ち会う方の分だけ分ける。
・旅支度を、ばらして順番に並べる。


3、御準備

が出来ましたので、故人様をとりまくように御集り下さい。
・御家族を故人様の回りに集めたら一番後ろに旅支度・脱脂綿を持って移動する。


皆様御集り

でしょうか?足は崩して頂いて結構ですので楽にしていて下さい。
・皆さんが座ったら


納棺の儀を始め。


納棺には、地域やしきたりによってさまざまでございます。一番大切な事は、し
きたりにとらわれず皆様が故人様にしてあげたいお気持ちが一番大切だと思います。
故人様の負担の無いように行います。



初めに湯灌の儀。

 

以前は逆さ水に手ぬぐいを浸し故人様のお体を、お拭き致しておりましたが

今では衛生面から、アルコールを湿らせた脱綿を御用意。順番は、どなたからでも結構です。
お肌の出ている所、どちらでも結構です。故人様は非常にデリケートでございますので拭くよりは叩くような感じでお願いいたします。お拭き頂く際には、心の中で故人様への思いを伝えて頂ければ故人様も成仏されるかと思います。
・アルコール脱脂綿を配る。拭き始まったら


御済になりましたら


・皆さんから脱脂綿を回収。


続きまして旅支度。


始めに、こちら足袋。どなたか一人がスネを軽くお持ち、どなた一人が履かせます。その後、こちらの紐を後ろに回して前で縛ります。この際、蝶結びではなく結びきりおったて結びで御願いします。長い旅でもほどけないようにという意味がございます。また、地域によっては上下逆左右反対というしきたりもございますが迷信でございますので右は右、左は左で行います。
・足袋を渡す。左右とも終わったら


続きまして脚絆。

スネをお守りする意味。こちらも一人の方が足首を持って一人の方がスネに付けて同じように後ろへ回し前で結びきり。片側2 か所左右で4 か所。
・脚絆左右とも終わったら


続きまして手甲。

手の甲をお守りするもの。フックがございますがどちらの指でも結構です。フックを掛けて同じように後ろに回し前方で結びきりに。
・手甲左右とも終わったら


続きまして御腰・フンドシ。

こちらは、掛けるだけで。
・御腰掛け終わったら


続きまして数珠。

こちらの数珠は白くなっています。故人様が長い旅で暗くても光を反射して足元を照らすようにという意味。数珠は、手の所にフサを下にします。
・数珠掛け終わったら


続きまして天冠(三角頭巾)。

以前は、額に付けていましたが現在では生前の面影を残す事から胸に置く。置く際にこちら天冠の先端は、あの世に向かう際のアンテナの変わりに。額と胸の中心線上に先端が来るように上向きで。
・天冠置き終わったら


続きまして経帷子(きょうかたびら)。

お釈迦様が入滅(亡くなった)された際、羽織っていたものに御経が書かれていたものを、羽織北を頭にして西を向いていたことから御経の書かれていた羽織で経帷子。こちらは、皆様の手で。
・経帷子掛け終わったら


最後に頭陀袋。

中には、三途の川を渡る際に六体の御地蔵様へ各一文銭で六文銭。こちらも、胸の所へ。
・中には、五穀を入れて下さい。


続きまして帯。

こちらは、腰の所に。
・帯置き終わったら


後は御棺へ。

男性にて行います。
御棺(おひつぎ)の下用に御座布団を2つ。
・棺を取りに行き、故人様の隣に並べる。蓋を邪魔のならない所に立て掛ける。棺の中にツエと布団が入っていたら布団なので敷き布団及び枕をひく。
18、それでは、お棺(ひつぎ)に納めます。皆様の手でシーツを、お持ち手が揃いましたら足元よりゆっくりと。
・シーツが棺からはみ出ているのを治たり、姿勢をシーツ等利用して治す。
*杖がある場合は、金剛杖になりますので利き腕に添える。わらじが、あれば地域によっては餡子を塗るしきたりも。針の山でも滑って怪我しないようにという意味が。


では、納棺の儀終了。

 

霊柩車が参るまで。お別れの際にも、入れてあげたいものがございましたら。中には、金属類・ガラス類・カーボン品は控えて下さい。また、同じくライター・電池等も爆発することがあり危険ですので控えてください。では、私は外にて霊柩車を。

霊柩車到着。


では霊柩車が到着致しましたので自宅を出棺。皆様の手を持ちまして蓋締め。
手が揃いになりましたら、足元よりゆっくりと。


蓋締めが終わる。


では、自宅を出棺(しゅっかん)。男性の方にて。


霊柩車に載せる。

施主が乗る場合は、写真等の式場で飾る物を持って霊柩車に乗る。式場で飾る位牌・写真・御膳等がある場合は親族の方か自社で式場・火葬場まで向かう。


では、出棺。

自宅を出る際は戸締り・火の元に十分気を付けて下さい。
・火葬場・式場に向かう。
*このような手順になります。御参考に!

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