まさか自分の地域では、震災などの災害なんてしばらく起こらないだろう・・・と呑気に構えていませんか?
そんな考えでいると、災害が起こってから後悔することになりますよ。
あの時、ちゃんと準備しておけばよかった・・・と思っても後の祭りです。
防災グッズの準備や防災に関する知識は備えていますか?
災害が起こってから慌ててもパニックになるだけです。
ここでは、いざという時のためにあると便利な定番の防災グッズやパニックにならないための防災の基礎知識をご紹介します。
目次
いざという時にあると便利な定番の防災グッズ
最近は特に様々な防災グッズありますが、あれもこれも買い揃えるのではなく、まずは定番グッズを揃えるように心がけましょう。
ここで、定番の防災グッズをご紹介します。
水
水は防災グッズの定番です。飲み水だけではなく、お風呂やトイレなど生活に使う水もありますね。
飲み水は1人1日3リットル程度を目安に用意しておくといいでしょう。
お風呂やトイレに使う水はできるだけ多く用意しておいた方がいいです。
できれば、お風呂の湯船のお湯は常に流さずに置いておくようにしましょう。
いざという時、防災の生活水として役立ちます。
非常食
非常食も定番中の定番です。
カンパンや缶詰食、カップラーメンやインスタントの汁物など、できるだけ多く準備しておくことですね。
ラジオ
震災中はテレビやネットがつながらないので、びっくりする程情報が入りません!
震災時は「どのくらいの規模の地震がどこで起きたか」ということさえ分かりませんでした…。
ラジオが重要な情報源になるので、防災グッズに1個お家にあると重宝します。
カセットコンロとガスボンベ
カップラーメンなどがあっても、お湯がなければ食べられませんね。
震災や災害のときはガスが止まっている可能性が高いので、カセットコンロとガスボンベを何本かストックしておくと便利です。
乾電池
震災や災害のときは電気も止まる可能性が高いので、かなり困ります。
そんな時に便利なのが乾電池です。
特に、携帯電話の充電に困るので、乾電池と携帯電話の充電器を用意しておくと便利ですよ!
懐中電灯
震災直後は電気が止まって、あたりは真っ暗になります。
避難したくても真っ暗では怪我をしてしまう恐れがあるので、懐中電灯は必需品です。
救急セット
震災や災害による被災生活が長くなるほど、怪我をしたり風邪をひく人も出てきます。
そんな時にあると便利なのが、絆創膏や包帯、風邪薬、胃腸薬、サプリメントなどです。
もしもの時のために災害用の救急セットを用意しておくと便利です。
軍手、ゴム手袋
震災などで壊れた家具やガラスなどが飛び散っている可能性があるので、片付けをする時に怪我をするかもしれません。
そんな時にあると便利なのが軍手やゴム手袋です。
手の汚れを防ぐためにもゴム手袋があると、なお良しです!
防寒グッズ
寒い時期に震災が起こったり、寒い時期まで避難生活が続くこともあります。
そんな時のために、防寒グッズも用意しておきましょう。
防寒グッズは、湯たんぽやカイロ、ブランケットなどがあるとすぐに使えて便利ですね。
不安を静めるためにも温かいものがオススメです。
防災グッズって何を用意すればいいの?と戸惑いますよね。
そんな時は、今ご紹介した基本グッズを参考にしてもらえると嬉しいです。
防災の基礎知識!地震が起こったらどうする?
防災グッズを用意しておくのなら、防災の基礎知識も知っておくと、いざという時のパニックを防げます。
ここで、地震が起こった時の防災基礎知識をご紹介します。
地震発生時の屋内での行動ポイント
家の中などの屋内にいるときに地震が起こった場合の行動ポイントは次の通りです。
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自分や家族などの身の安全を確保する
まずは、自分や周りの人の身の安全を確保しましょう。できるだけ頑丈なテーブルなどの下に身を隠したり、布団などで体を覆いましょう。地震の揺れで何か落ちてくる恐れがあるので、揺れに気づいたらすぐに身の安全を確保することです。
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扉を開ける
マンションやコンクリート製の建物の中にいる場合は、地震の振動により扉が歪んで開かなくなる前に扉を開けておきましょう。扉を開けておけば振動で扉がゆがんでも、地震の揺れがおさまってから脱出できます。
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ラジオで情報を確認する
携帯電話で災害情報をチェックすると、デマなどが飛び交ってることが多く余計にパニックになる恐れがあります。
ラジオなら正しい情報しか流れていませんので、災害時はラジオで情報を確認しましょう。
地震発生時の外での行動ポイント
地震発生時は屋内にいるとは限りません。
外にいる場合の行動ポイントもチェックしておきましょう。
地震発生時に外にいる時の行動ポイントは次の通りです。
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頭を何かで保護する
外にいる時は特に落下物に気をつけなければいけません。まずは、頭をカバンなどで保護しましょう。揺れがおさまったら、なるべく落下物が少なそうな空き地や公園に行きましょう。逆にビルの近くにいるのならビルの中に入りましょう。
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係員がいるのなら指示に従う
人がたくさんいる場所には係員がいる場合もあります。パニックにならず係員の指示に従いましょう。一人がパニックになると周りの人もそれを見てパニックになり避難に影響が出ます。一人一人が冷静な行動を心がけましょう。
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なるべく階段を使う
地震の時はエレベーターが止まる可能性があります。揺れを感じたらエレベーターは使わずに階段で移動しましょう。
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エレベーターでも冷静に行動すること
揺れを感じたら、すぐに行先階のボタンをすべて押しましょう。そうすれば、どこかの階で扉が開くかもしれないので閉じ込められるのを防げます。もしも閉じ込められた場合はインターホンで連絡しましょう。連絡して待っていれば救助隊が来てくれるのでパニックにならないことです。
このように、外にいる方が危険が多いので行動ポイントがたくさんありますが、決してパニックにならずに冷静に落ち着いて行動することです。
まとめ
震災などの災害はいつ何時発生するかわかりません。
だからこそ、せめて定番の防災グッズを揃えたり、いざという時の行動ポイントを押さえておくべきです。
災害が起こってからでは遅いです。
防災グッズがあれば、ライフラインが復旧するまでの間だけでも快適に過ごせます。
防災の基礎知識があれば、いざという時に正確な判断ができるので二次災害を防げます。
一人一人が防災意識を持ち、突然の災害に負けないように準備しておきたいですね。