知ってましたか?見直しておきたい自動車保険の注意点について

車を買ったら、加入しなければいけないのが自動車保険です。

自動車保険の中でも自賠責は必須ですが、任意保険については必須ではありませんね。

しかし、任意保険こそ、もしもの時に役に立つ補償内容が多いので注目するべきです。

加入しようと思っている自動車保険は、本当に自分に合っていますか?

安い保険料だけを見て安易に契約してしまうと大変です。ここでは、自動車保険を選ぶ時の注意点についてお話しします。

 自動車保険を選ぶときに注意したい3つのポイント

最近は、テレビだけではなく、インターネット上でも広告をよく見かけるようになった自動車保険は、種類や保障内容などが豊富なだけに選ぶのが大変です。

安全なカーライフを充実させるためにも、自動車保険を選ぶ際に注意するべきポイントを押さえて、自分に合う自動車保険を選べるといいですね。

ここで、自動車保険を選ぶときに注意したい2つのポイントをご紹介します。

 補償内容をしっかり確かめておくこと

自動車保険で一番注目するべき点は、補償内容ですね。

保険料ばかりに目を奪われていると、細かい補償を確かめずに契約して、事故が起こってから大慌てするというケースも多いです。

補償内容を確認していなかったせいで、思うような補償が受けられないという事態にならないように、補償については細かく確かめてから契約をしましょう。

そのためには、絶対につけておくべき補償内容を把握しておくことです。

 車両保険の必要性を確かめること

車両保険の必要性を確かめてから、つけるつけないを決めましょう。

特に決まりはありませんが、新車を購入したり、カードローンの残額がかなりある場合は、車両保険をつけておいた方がいいです。

運転者年齢条件を確かめること

保険料は、21歳以上、26歳以上、35歳以上などの運転者年齢条件によって高い安いが決まります。

これは、高齢者の事故が増加しているために設けられた特約で、29歳未満、60歳~69歳、70歳以上が高いシステムになっています。

運転者年齢条件をしっかり確かめて、つけた方が安いのであれば、つけておきましょう。

 絶対に外せない!自動車保険に必要な3つの補償とは?

自動車保険を選ぶ際に、一番こだわらなければいけないのが補償内容です。

運転に自信があったとしても、絶対に事故を起こさないとは言えません。

事故を起こしてしまった時に、どこの範囲まで、どんな補償を受けられるのか?を把握した上で、自分に合う補償内容の自動車保険を選ぶべきです。

それが、安心安全な快適カーライフを送るための条件でもあります。

ここで、絶対に外せない自動車保険の3つの補償内容について、お話しします。

 人身損害保険

人身傷害保険とは、契約している車両に乗っている自分や同乗者などの搭乗者に対する損害保険です。

事故で、契約車両の搭乗者がケガや入院、死亡してしまった場合に、規定に則った損害額が支払われます。

例えば、ケガの治療に必要な入院費や通院費治療のために仕事を休まなければいけない場合の休業損害精神的損害など、完治するまでに必要な費用が補償されます。

 対人賠償保険

対人賠償保険とは、事故によって相手を死傷させてしまった時に、相手に対して補償してくれる賠償保険です。

相手を死傷させてしまった場合で、法律的に損害賠償責任を負ってしまっても、相手の状態によっては自賠責保険だけで支払いきれないこともあります。

その不足分をカバーするのが、対人賠償保険です。

自賠責保険の補償額は、死亡の場合で上限が3000万円、後遺障害がある場合で上限が4000万円、傷害の場合は上限が120万円なので、これだけでは支払えないケースももちろんあります。

そんな時にあると助かるのが対人賠償保険で、3つの中で一番大事な補償内容とも言えます。

対物賠償保険

対物賠償保険とは、人ではなく物に対して補償してくれる賠償保険です。

例えば、事故により相手の車を損傷させたり、お店や施設、公共の物などを損傷させてしまった場合にも、保険金が支払われるシステムとなっています。

相手の車の修理代も、事故の具合によっては、かなり高額の修理費がかかるかもしれません。

また、最近は、アクセルとブレーキを踏み間違えて、お店に車が突っ込んでしまったという事故も多いですが、その場合もお店に対して賠償保険金が支払われます。

その他には、営業の損失なども発生することもありますので、その場合も対物賠償保険があると安心です。

高額では、4000万円以上の請求もありますので、入っておくべきですね。

対物賠償保険は、2000万円以下の補償などプランで価格が区切られていますが、無制限にしておくと安心です。

このように、自動車保険には、最も大事な補償内容が3つあります。

安い保険料だけを見て、安易に契約してしまうと、任意の3つの補償内容がついてないこともあるので、必ずチェックしておきましょう。

ネットの一括見積もりを使用する際の注意点

最近は、インターネット上で簡単に自動車保険の見積もりができるようになりました。

しかし、便利なだけに大事なポイントを見落としてしまうケースも増えているので、十分に注意しなければいけません。

ここで、ネットの一括見積もりを使用する際の注意点をご紹介します。

保険料のみで決めないこと

いくら保険料が安くても、補償内容が充実していなければ加入していても意味がありません。

ネットでの自動車保険の一括見積もりツールは、価格の比較が重視されているものが多いので、保険料の安さばかりに目が行ってしまいます。

外せない人身損害保険や対人賠償保険、対物賠償保険は加入になっているか?

補償内容についてもしっかり確かめましょう。

補償内容や契約内容をしっかりチェックすること!

見積もりをする時の補償内容や条件を、しっかりチェックして間違いがないようにしなければ意味がありません。

補償内容では補償対象者や補償金額などのチェックを、条件では年齢契約上の運転者の範囲使用する地域走行距離などのチェックをしっかりした上で、正確な見積もりをしましょう。

特に、条件に関しては、それぞれの運転スタイルや年齢によって保険内容が変わりますので、しっかりチェックして保険会社を比較するべきです。

まとめ

自動車保険は、内容が豊富なだけに複雑化しているので、選ぶ時にポイントを抑えてチェックするべきです。

せっかくの補償も、契約時の確認ミスで受けられなくなると、自動車保険に加入している意味がなくなってしまいます。

安全で快適なカーライフのために、もう一度、自動車保険の内容を見直してみましょう。