女性にとって重要な問題の一つが「お肌の問題」です。昔は「肌の色の白さは七難を隠す」といわれて白い肌は魅力的であるとされていました。現在はこんがり焼けた小麦色の肌も健康的で魅力的だと考える人も少なくありません。肌の白さだけが女性の美の定義という時代ではないのです。
しかし、夏場の強い日差しで肌が焼けてしまうと、シャワーを浴びた時にひりひりした痛みを覚えるだけでなく、皮が剥けたり水ぶくれができてしまったりと、「まさに難」という状態になってしまうことも。色の白さはひとまず置いて、お肌の健康を考える上では如何にして夏場の日差しに対応するかが重要になります。
紫外線による肌への影響は皮膚がんへ繋がるといったリスクも指摘されています。肌を日差しから守ることは女性のみならず男性にとっても肌の健康を守るための大切な問題になっているのです。お子さんのお肌を守るために、お母様方も苦慮していることでしょう。この季節にはやはり日焼け止めは必須です。
今回は世間の人々が認めた優秀・優良な日焼け止めをランキング形式でご紹介します。今使っている日焼け止めからの乗り換えに役立つ情報をご紹介しちゃいます!
目次
日焼け止めの基礎知識!SPFとPA
日焼け止めに表示されている「SPF」という記号。これは何だかご存知ですか。SPFは紫外線B波をカットする力を示す記号です。紫外線B波はシミやソバカスなどを引き起こす紫外線です。SPFはこのB波をカットすると共に、一体どれくらいの時間日焼けを抑制してくれるかを表示した記号です。
例えばSPF50なら、何もつけていない肌はすぐ日焼けがはじまることに対して、50という数値分の間は日焼けを抑制してくれるという考え方をするわけです。強固なバリアを張るから50は強いと解釈するのではなく、SPF50の記号分だけ日焼けがはじまる時間を遅くするという解釈をします。
対してこちらもよく目にする「PA」という記号。こちらは何を表示しているのかというと・・・こちらは紫外線A波に対する防御力を示しています。紫外線A波はしわやたるみを引き起こす紫外線です。「PA+」といった形で表示され、この「+」が多いほど防御力が高いことになります。+が多いほどバリア力は強力ではあるのですが、反面、あまりに「+」が多いとお風呂場で日焼け止めを落とすことに苦慮してしまうことも。なかなか日焼け止めが落ちなくて、肌をごしごし擦りかえって傷つけてしまうということはないでしょうか。
日常の買い物やちょっとしたお出かけであれば「PA++」でも効果を見込むことができます。海や山といった日差しが強い場所に行くのであれば「PA+++」以上を目安に購入するのがいいでしょう。また、普段使いする場合は「石鹸できちんと落ちるの?」「肌に優しい?」「子供に使える?」というポイントで選ぶことも重要です。
5位: 「ALLIE」エクストラUVジェル
日焼け止めの中でも有名な「ALLIE・エクストラUVジェル」を最初にご紹介します。
定番商品なので手に入りやすいところも嬉しい日焼け止めなのですが、何といっても嬉しいのは日差しによる乾燥を防ぐところに力を入れているという点です。日差しを浴びると肌がかさかさになってしまうのですが、こちらの日焼け止めには乾燥防止の成分がたくさん入っています。また、顔にも使え化粧崩れもし難いという女性にも嬉しい口コミも!
定番だからこそ人気があるのではなく、人気があるからこその定番商品といえるのではないでしょうか。SPF50+でPA++++と効果もばっちりです。
4位: アロベビー UV&アウトドアミスト
お子さんの肌を想うお母さんは赤ちゃん用の日焼け止めも気になるのではないでしょうか。薬局などで市販されている日焼け止めの多くは赤ちゃんに使ってはNGです。小さなお子さんには小さなお子さんに使っても大丈夫な日焼け止めを用意する必要があります。
「アロベビー UV&アウトドアミスト」は、そんな赤ちゃんにも使える日焼け止めの一つです。天然成分100パーセントでお肌にも優しい仕様です。しかも、日焼け止めだけでなく虫よけの効果もあるのが二重に嬉しいですね。アウトドア対策が一本でできてしまいます。もちろんお母さんも一緒に使えますよ。
こちらはクリームタイプもあるのですが、ミストタイプをお勧めします。クリームでべたべたした手でお子さんのお世話をするのは大変です。子供を抱っこしていると、ふたを外してクリームを塗るのも大変です。赤ちゃんのお肌に片手でもしゅっと噴きつけて使えるミストタイプの日焼け止めをバッグに一つ入れておけば便利ですよ。SPFは15、PA++です。
3位: サンメディックUV デイプロテクト
ケミカルアレルギーや敏感肌の人から絶大な支持を集める日焼け止めが「サンメディックUV デイプロテクト」です。
夏は日焼け止めを塗らないとお肌が荒れてしまいます。しかし市販されている日焼け止めでは肌荒れしてしまうという敏感肌の方や日焼け止めを含め化粧品全般にアレルギーがあるという方は辛いところ。こちらの日焼け止めは敏感肌やアレルギーに配慮のある優しい日焼け止めです。SPFは31、PA++です。
基本的に敏感肌やケミカルアレルギーの方へ配慮した優しい日焼け止めですが、気になる方はまずお医者さんに相談してから使ってくださいね。
2位:「NIVEA SUN」プロテクトウォータージェル
これからご紹介する第1位と同じくらいの定番日焼け止めが第2位の「NIVEA SUN・プロテクトウォータージェル」です。薬局やホームセンターでも定番として販売されていますので、パッケージに見覚えがある人も多いのではないでしょうか。SPF35でPA+++の日焼け止めジェルです。
特徴は何といっても、とろみのある化粧水のような質感です。化粧水のようにさっと塗れてしまう上に日焼け止め特有のべとべと感がありません。日焼け止めの白くなるところやべとべとしたところが苦手という方には嬉しい仕様です。お値段も手頃なので、夏場の買い物など「ちょっとそこまで」の時に重宝する日焼け止めです。
1位:「ANESSA」パーフェクトUVサンスクリーンA+N
夏といえば海水浴の季節です。砂浜は日差しが強いため、日焼け止めを使っても「体がひりひりする」ことも少なくありません。しっかし「日焼け止めを塗ったのにどうして?」と泣きそうになります。しかし、考えてみれば当たり前のことです。日焼け止めを塗っても海水浴をすると落ちてしまうわけですから、効果が低下した分日焼けをしてしまうのは当然のことです。そこで、汗や水に強い日焼け止めを行楽シーズンの夏には一本持っておきたいところです。
金色の容器が目を惹く「ANESSA・パーフェクトUVサンスクリーンA+N」はSPF50+でPA++++と効果はかなりのもの。しかも汗や海水といった水にとにかく強いため、夏場に外でお仕事をする人たちからも絶賛されています。日本より日差しに強い国でもまったく焼けなかったという口コミまであるほど。そのわりに石鹸でもするんと落ちますから、お風呂で肌を強く擦る必要もありません。
最後に
これからの季節におすすめの日焼け止めをご紹介しました。夏は暑さのために熱中症の心配もありますが、日焼けによる皮膚の心配もあります。前者には正しい対策が、後者には日焼け止めと肌のお手入れが重要です。
心配事はありますが、夏は行楽の季節でもあります。しっかり対策をして、暖かい時期特有の行楽を楽しみたいですね。