お墓にかかる費用の相場はいくら?

お墓を建てることは、家を建てることに似ていると言われています。

そのような機会が通常一生の間に何回もないこと、土地と建物をセットにして考えること、そして価格の幅が大変広く、一概に相場を決めることができないことなどが共通しています。

それでも、だいたいの相場を知らずに、お墓や家を建てることはできないのが普通です。そこで、お墓にはどのくらいの費用がかかるのかおおよその目安と、同時にお墓の購入に際しての注意点等も併せて示していきます。

お墓の購入費用

お墓を建てる際、かかる総額の内訳は「土地代」+「墓石工事費」です。

土地代とは、墓地の永代使用料つまり使用権の購入費用であり、通常の土地購入とは異なり、土地そのものを得るわけではないということを頭に入れておく必要があります。

何年もの間、管理がされていない状態が続いたりすると、使用権を返却しなければならない場合がありますので注意しましょう。

墓石工事費とは、墓石本体価格と彫刻代と工事費を合計したものです。相場を考える時、それぞれに考慮すべき点があります。

まず土地代の相場は20万~200万と言われ、大変幅が広いのですが、それは地方より都会、都会の中でも東京23区内というように、いわゆる立地による差が大きくなっています。

それに加え墓地の種類(公営霊園か寺院墓地かなど)によっても差がありますし、分かりやすいものでいえば土地の広さによっても違います。

まずはどこにどんな広さの墓地を購入するかを検討することかが始めましょう。一方の墓石工事費の相場ですが、100万~300万と言われ、こちらも上下に大きな開きがあります。

ある調査では、ある年一年間に購入された墓石の価格別の割合について、100万~200万が半数を占め、次いで50万~100万が約25%、200万~300万が約15%だったとしています。

墓石の価格

土地については、相場に大きな幅がある理由は比較的納得いく方が多いのではないでしょうか。

墓石についてはさまざまな要素によって価格が決まるため、少し詳細を見ていきましょう。まず石材による違いです。墓石に適した石材とは、吸水率が低く耐久性に優れていることが条件です。

また、石質が均一で傷がないことも大切です。そのため、同じ石材でもランク分けがされ、その等級によって価格の差が生じます。また、産出量が少ない石材は希少価値が高いということで価格に反映されます。

そして石の使用量が多いほど、加工が複雑であるほど価格は高くなります。お墓が大きければ石の使用量は多いですし、デザイン性の高いものの中で加工が難しかったり細かかったりすればその分加工費が上がるというわけです。

工事費用については、工事しやすい場所ほど安く、狭い場所や複雑に入り組んだ場所ほど高くなるようですので、墓地を選ぶ際の基準の一つとして考えておきましょう。

お墓の購入に際しての注意点

お墓は基本的にオーダーメイドですので、複数の石材店等から見積もりを取り、比較検討することが購入の出発点となるでしょう。

けれども前述したように石材はランクにより価格が変わるため、同じ石材同士を比較しているつもりでも、安い価格を提示されたからといってそちらにすぐに飛びつくのは避けましょう。

同じ石材であってもランクが下げられていることも考えられるからです。

通常、お墓を購入する時期というのは、葬儀も費用がかかった後となります。できるだけ出費を抑えたいところではありますが、やはり安いには安いなりの理由があると考えた方が無難だと言えます。

また、石材店を選ぶ際は団体に加盟しているかどうかも一つの目安です。団体に加盟している石材店の全てが優良店というわけではありませんが、やはりある程度の信頼はできるでしょう。

お墓は心の拠りどころ

近年、継承者がいないまたは経済的な理由からお墓を持たない人が増えているようです。人にはそれぞれ事情がありますし、お墓を建てないといけないという決まりがあるわけではないので、お墓を持たない選択を否定することはできません。

けれども、お墓は終の棲家と言われているように、ご先祖様のお家です。そこには確かに遺骨が納められているだけなのかもしれませんが、お墓の前に行けば、心の中でご先祖様とお話をしたりしないでしょうか。

お彼岸お盆に加え、人生の節目やつらい事があった時など、お墓の前で手を合わせることによって、心の安らぎを覚えることができます。

ご先祖様は自分のルーツであり、お墓があることによって、確かに存在するものだと目で見て再確認することもできます。年に一度であっても、なんとなくお墓参りを続ける理由はそこにあると言えるでしょう。

お墓は私たちの心の拠りどころです。

維持管理費

お墓にかかる費用として、維持管理費も忘れてはなりません。共用スペースの清掃や敷地内の整備等にかかる費用です。考え方としては分譲マンションをイメージすると分かりやすいかもしれません。こちらは一年あたり4千円~1万5千円が相場だと言われています。

また、寺院墓地などでは、その寺院の檀家になるということで入檀料が必要な場合もあります。お布施という形をとることが多いので、金額に決まりはありませんが、10万~30万が相場であると言われています。入檀料は寺院以外の墓地霊園では必要ありません。

まとめ

先祖代々のお墓がある場合もあるため、実際には一生の間に一度も経験する機会がない人も多いお墓の購入ですので、どうしても客観的な情報が薄くなりがちですが、最近では葬儀社においてアフターサービスを充実させている所が増えています。

お墓の専門家ではありませんので、葬儀社だけで全て済むわけではありませんが、石材店をいくつか紹介してくれたり、墓地についての疑問を解決する糸口を提示してくれたりします。利用してみるのも一つの手です。

お墓は、決して安い買い物ではありません。けれどもお金では買えないものを私たちに与えてくれると考えるならば、価格だけを判断基準とすることは得策ではありません。

信頼のおける石材店で信頼できる品質の墓石でご先祖様のお家を建ててみてはいかがでしょうか。

宇都宮市民葬祭

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