【知って得する】墓石を綺麗に保つための掃除のコツ

多くの家は暦の節目に合わせて掃除や片づけを行っているようです。

しかしお盆は直前までお仕事という人も多く、なかなか家の中まで掃除の手が回らないというお宅も。
ですが、お盆はお客さんを迎えるというお宅も少なくありませんし、何よりお墓を持つ家はお墓参りをすることが多いはずです。なかなか手が回らなくても「なるべく掃除をしたい」「綺麗にしたい」「人目に汚いと思われたくない」のでは?

今回は忙しいお家の皆さんがお盆シーズンに活かしたい豆知識として「お墓の掃除」についてお話しします。お墓の掃除は決して難しいものではありません。「どんな道具を使えばいい?」「何を持って行けばいいの」と迷わずに済むように、道具選びのコツについてもお話します。

墓石の掃除は「区画」と「墓石」どちらも

お墓のお掃除は大別して二つの区分にわかれます。

一つはお墓の墓石周り、つまり自分の家のお墓に割り当てられた敷地の掃除です。この敷地の掃除はお墓の管理者の方でしてくれると考えがちですが、基本的には自分の家のお墓に割り当てられた区画は自分たちが責任を持って掃除をしなければいけません。お墓の管理者の方でしてくれるのは道や水道などの共用部分です。借りている敷地であっても、割り当てられた面積はお墓を守る一家がきっちり責任を持って綺麗にしておかなければいけません。この「敷地(区画)の掃除」がお墓掃除でしなければならない「一つ目の掃除」になります。

もう一つが「墓石そのものの掃除」です。お墓掃除というと墓石だけを磨くことを連想してしまいますが、基本はこの「土地」と「墓石」をセットで綺麗にすることが「お墓掃除」になります。敷地はお墓の管理下にあると考えてあまり掃除をしなかったり、手入れをせずそのままにしておいたりするお宅があります。基本は墓石と敷地をセットで掃除することになると覚えておきましょう。

また、墓石には花瓶や湯飲み(水入れ)、線香立てなどが付属ないしは独立して取り付けられています。掃除の際にはこれらもきっちり綺麗にしておくようにしましょう。お墓はぴかぴかに磨いたのに花瓶には水垢がついていた・・・これでは格好がつきません。墓石が綺麗な分、かえって花瓶の汚さが目立ってしまうかもしれません。

お墓の掃除は自分の家のお墓に割り当てられた面積に存在するものを丸ごと掃除すると考えるとわかりやすいかもしれません。掃除用具もその考え方を基準に用意する必要があります。

墓石の掃除!道具はどんなものが必要?

お墓掃除にはどんな用具が必要になるのでしょうか。

お墓に掃除に行く場合、掃除用具は自分で持って行くことになります。霊園やお寺によっては一部のものを貸し出してくれることもありますが、借りるだけでは用具が足りないことでしょう。例えばバケツやホースを貸してくれるお寺があったとします。貸してくれる用具をレンタルするにしても、ホースとバケツだけでは掃除ができません。

以下のような掃除用具が必要になります。区画の掃除用と墓石の掃除用をセットで考え、必要な道具をそろえましょう。

  • 軍手
  • ゴミ袋
  • スポンジ
  • 雑巾
  • たわし
  • バケツ
  • ホース
  • 歯ブラシ
  • 墓石用洗剤
  • ちりとり

墓石の掃除で必要な道具の注意点とは

お墓掃除でよく忘れられるのはゴミ袋です。

お墓を掃除の場合、敷地にはえた雑草なども抜くことになります。抜いた雑草をゴミ袋に入れて持ち帰る必要があります。霊園によっては雑草の処分場所を用意してくれているところもあるのですが、基本は「ゴミは持ち帰り」です。掃除しなければという思いで頭がいっぱいになり、ゴミ袋を持ってくるのを忘れたということがないようにしましょう。

墓地の周囲に砂利をしっている場合は、砂利の汚れ具合によっては砂利も洗うことになります。軍手を水仕事用のゴム手袋にしてもいいですし、砂利を洗う時に使えるザルなどを持って行ってもいいでしょう。ホースやバケツは貸し出してくれるお寺や霊園もありますので、余分な用具を持って行かなくて済むように、事前にホームページなどで確認しておくのも賢い方法です。

注意が必要なのはたわしとスポンジです。お墓掃除に使うたわしやスポンジはスタンダードでシンプルなものが吉です。

たわしやスポンジに金属部分があると擦った時に墓石に傷をつけてしまうことがあります。金属たわしは避け、スポンジやたわしに付属している金属部分があれば墓石を洗う時にその面で墓石を擦ってしまわないように要注意です。墓石に傷をつけてしまうと、傷に汚れが付着し、墓石を綺麗に保つことが難しくなってしまう可能性があります。墓石に傷をつけず掃除することがお墓を綺麗に保つためのコツでもあるのです。

これらの用具はすべて必要というわけではなく、よくお墓掃除に使われる用具をリストアップしたに過ぎません。中には「スポンジは使うけどたわしはいらなかったかな」というお宅もあるはずです。掃除しているうちに必要なものと不要なものが明確になりますので、最初は種類多めに用具を持って行って、道具の要不要を明確にしてしまうことがお墓掃除のコツです。

墓石を綺麗に保つための掃除の流れ

お墓掃除はお墓のある区画の雑草を抜き、砂利があれば砂利を洗います。

特に砂利の汚れが気にならない、あるいはコンクリートで固められているのであれば簡単に掃いてゴミを集め、ゴミ袋に入れて持ち帰ります。お墓はスポンジやたわしを使って汚れを落とします。この時に役に立つのが、本来は掃除用具ではない「歯ブラシ」です。

皆さんは掃除用具の一覧を見て「なぜ歯ブラシがリストアップされているのだろう」と思いませんでしたか。歯ブラシは本来歯を磨くための道具です。しかし、上手く使うと優れた掃除用具として大活躍してくれるのです。

例えば墓石に刻まれた文字の隙間や墓石の台座として彫られた蓮の花、花瓶や線香立てと墓石の僅かな隙間などは、スポンジやたわしでは汚れを落とし難い部分です。細い隙間でも歯ブラシならするっと入りますので、細かいところまで漏れなく掃除をすることができます。

お墓掃除では、歯ブラシのように意外なものが掃除用具として大活躍することがあります。一度お墓掃除をしてみて「ここが不便だった」という部分を改善できる日用品はないか考えてみると「割りばしが使えるかも!」といった意外な利用法を思いつくことがあります。

掃除用具以外の日用品をお墓の掃除に使ってはいけないという決まりはありません。使えそうなものでお墓を傷つけず綺麗にできればそれが一番良い掃除かもしれないですね。

最後に

お墓の掃除についてお話しました。合わせてお墓の掃除に使える用具や、区画とお墓そのものの掃除についても簡単に説明しました。

お墓を綺麗に保つためには、やはりこまめな掃除が重要です。自分の部屋だって年末に一気に掃除しようとすると大変だけれど、こまめに掃除していれば綺麗にするのは簡単です。お墓を保つためには何より「まめさ」が重要なのではないでしょうか。

しかし生活様式が多様化した現在、お墓の掃除をこまめにすることも難しいかもしれません。そんな時はお墓掃除の代行をお願いするという方法もあります。

お墓掃除をしてくれる業者がある他、地方のシルバー人材センターへの依頼やふるさと納税の返礼品としてお墓掃除をお願いすることも可能です。こういったサービスもありますので、お墓を長く綺麗に保つため、一度じっくりお墓掃除について考えてみてはいかがでしょう。

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